Latitude · 街
45.5° N
イタリア
エレーヌが11月に1日を過ごした街。朝はネッキ邸の庭のプール、古い路面電車、サフランのリゾット、街の南の美術の財団、ドゥオーモの屋上、夕暮れのトッレ・ヴェラスカ。





エレーヌの1日の回り方



トッレ・ヴェラスカ
塔のふもとで、店先の机に並んだ白い器を手に取る。

11月のミラノで、何を着るか



エレーヌのおすすめ
クアドリラテロ(モンテナポレオーネ)
モンテナポレオーネ通りにある香水の店(ゾール)。中東系のウードを使う香りや海外のニッチな香水を集め、自社の「ゾール・ミラノ」や、この店のためだけに作られた香りも置く。店はミラノのほか、フィレンツェとナポリにある。
エレーヌウードの棚が厚い。木の樹脂から始まる香りを、まとめて嗅げる。
ポルタ・ヴェネツィア
1963年に祖母が始めた、家族の香水店(オッジョーニ)。ニッチな香水と化粧品を置き、店で香りを順に嗅いでいく「香りの道のり」の体験も行う。
エレーヌ三代続く香水店。店の人が香りの順番を組んでくれる。
トルトーナ
トルトーナ地区のホテル「マーニャ・パルス」の中にある香水の工房と店(ラブソリュ)。もとはマルトーネ家の香水工場「マルヴィン」があった場所。香料は光を避けて5度の冷蔵庫に置き、その場で瓶に詰めてラベルを貼る。月曜から土曜まであいている。
エレーヌ香料を冷蔵庫で守っている。工場の跡で、香りを瓶に詰める。
クアドリラテロ(モンテナポレオーネ)
1979年にニーナ・ヤシャールがミラノで始めたデザインのギャラリー(ニルファー)。20世紀の家具の名作と、いまのデザイナーの作品を並べて売る。北のランチェッティ通りに大きな倉庫ギャラリーもある。
エレーヌ古い家具と新しい家具が同じ部屋にいる。素材の匂いがしそうな店。
クアドリラテロ(モンテナポレオーネ)
1940年にピエロ・フォルナセッティが始めたミラノのアトリエ(フォルナセッティ)。いまは息子のバルナバが率い、絵柄をほどこした器や家具を作る。コルソ・ヴェネツィアの店は2026年4月に改装し、セナート通りに入口ができた。
エレーヌ香りのろうそくも、絵付けの磁器に入っている。
ポルタ・ヴェネツィア
1986年からピアーヴェ通りにある家具とインテリアの店(スポッティ)。イタリアのデザイン家具を広く扱い、季節ごとにショーウィンドウと店内の展示を変える。
エレーヌ季節ごとに窓の飾りを変える。通りからでも店が読める。
ポルタ・ヴェネツィア
サン・グレゴリオ通りのジェラートの店(ジェラート・ジュスト)。同じ建物の工房で毎日作る。2026年4月のミラノのジェラート・ウィークには、ランブルスコ(赤の発泡ワイン)と苺の味を出した。
エレーヌ果物の味を一つ。香りがまっすぐ。
ポルタ・ロマーナ
天然酵母でゆっくり発酵させる小さなパン屋(シニョール・リエヴィト)。2022年にラトビア出身のナタリヤ・ニキティナが開いた。ナポリの古いパン屋から譲られた100年を超える酵母を使い、カルダモンやシナモンなど北欧の味のパンと菓子を焼く。
エレーヌカルダモンの入ったものを選ぶ。
ナヴィリ
1961年5月1日にポルタ・ロドヴィーカ広場で開いた菓子店(パスティッチェリア・ガットゥッロ)。歌手や俳優、スポーツ選手が通ったカウンターで知られ、カンノンチーニ(クリームを詰めた筒形のパイ)やシュー、アペリティーヴォも名物。2026年に65年を迎えた。
エレーヌカンノンチーニを一つ、カウンターで。
ナヴィリ
1936年にルイージ・クッキが運河のそばの「カフェ・コンチェルト」として開いた菓子店とカフェ(クッキ)。1930年代の雰囲気を残し、パネットーネを一年中置いている。ザバイオーネを詰めた小さなチョコレートの器「アンブロジョッティ」もある。
エレーヌ朝のカプチーノにパネットーネ。ここは一年中ある。

ポルタ・ヴェネツィア
メルツォ通りの小さなビストロ(ロスト)。もとは自動車部品の店だった場所で、野菜の多い小皿料理を、食材をむだにしない考えで出す。モンデギーリ(ミラノの肉団子)やトリッパもある。
エレーヌ小皿をいくつか頼んで、分けて食べる。
ポルタ・ロマーナ
シェフのディエゴ・ロッシとピエトロ・カローリが2015年に開いたトラットリア(トリッパ)。内臓まで使う料理で知られ、店の名前にもなったトリッパ(牛の胃)のフライが名物。献立は毎日変わる。
エレーヌ揚げたトリッパから。予約は早めに。
ポルタ・ロマーナ
古い農家の建物を直した「カッシーナ・クッカーニャ」の中のレストランとバー(ウン・ポスト・ア・ミラノ)。朝から夜まで開き、2026年の秋も火曜のジャズの夜やワインの試飲会を開いている。
エレーヌ古い農家の中で、昼をゆっくり。
ポルタ・ロマーナ
1976年からミラノで続く、サルデーニャの家族の魚料理の店(トラットリア・デル・ペスカトーレ)。名物は、殻をはずしたオマールを甘いトマトと赤玉ねぎ、オリーブオイルで和えた「アスティチェ・アッラ・カタラーナ」。
エレーヌオマールのカタルーニャ風。それで決まり。
ナヴィリ
ナヴィリオ・グランデ運河のそば、コルシコ通りの28席のレストラン(ヴェントット・ポスティ)。2013年から小さな生産者の食材と、むだを出さない料理を続ける。何が出るか知らされない「おまかせのコース」がある。
エレーヌおまかせのコースで。何が出るかは聞かない。
ドゥオーモ
ドゥオーモのすぐ裏、サンタ・ラデゴンダ通りのパンツェロッティの店(ルイーニ)。1888年からのパン屋の場所で、プーリアの家族が1949年から営む。小さく揚げた生地にモッツァレラとトマトなどを包む。
エレーヌモッツァレラとトマトのを一つ。歩きながらでいい。
ポルタ・ヴェネツィア
2016年に開いた、ミラノで最も早い頃のスペシャルティコーヒーの店(オルソネロ・コーヒー)。家族で営み、いくつもの焙煎所の豆を出しながら、自分たちでも小さく焙煎している。
エレーヌフィルターで頼む。香りがいちばん開く。
ポルタ・ヴェネツィア
2009年からミラノでコーヒーを焙煎するセブングラムスのコーヒースタジオ(コーヒー・スタジオ・セブングラムス)。コルソ・ヴェネツィアの店は22平方メートルほどの、エスプレッソのための小さな店。
エレーヌエスプレッソの店。朝、立ったまま一杯。
ナヴィリ
2014年にベルガモで始まった焙煎所のミラノの店(ブガン・コーヒー・ラボ)。2025年7月に開き、約25種類の豆を6通りの淹れ方で出す。砂糖は置かない。
エレーヌ砂糖は置いていない。そのまま香りを飲む。
エレーヌは架空の旅人です。店は、編集部が実在と営業を確かめた所だけを載せています(2026-11-01確認)。営業時間や休みは、行く前に公式サイトで確かめてください。広告の店には印を付けます。