Latitude · 街
51.5° N
イギリス
メイヴが11月に1日を過ごした街。サウスバンクのカフェで紅茶、ナショナル・シアターのコンクリート、バービカンのレンガ、ロンドン橋を渡るバス、夕方のブラックフライアーズ橋の鉄、夜のミレニアム・ブリッジ。





メイヴの1日の回り方
サウスバンクのカフェ
先に紅茶。それから朝ごはん。



ロンドン橋を渡るバス
2階建てバスの上の階に立つ。



パブ
カウンターでビターを1パイント。

ミレニアム・ブリッジ
セント・ポール大聖堂へ向かって橋を歩く。

11月のロンドンで、何を着るか



メイヴのおすすめ
ロンドンならでは
古書と本屋ロンドンは長くイギリスの出版と古書の商いの中心だった。セシル・コート、ブルームズベリー、メイフェアには、1761年からのソザランズや1850年代からのマッグズのような古い店がいまも残る。
コヴェント・ガーデン
1761年にヨークで始まった古書店(ソザランズ)。2025年の夏から、古書店の並ぶセシル・コートで本の店をひらき、文学と詩の本を多く置く。稀覯本はチャリング・クロス・ロード22番地の別館にある。
メイヴ1761年からの本屋が、いまは古書の路地にいる。詩の棚が長い。
メイフェア
1850年代にユライア・マッグスが始めた古書と手稿の商い(マッグズ・ブラザーズ)。カーゾン・ストリートの店は平日にあいている。本部はブルームズベリーのベッドフォード・スクエア48番地。
メイヴ手紙や手稿まで扱う。本になる前の文字が見られる。
ブルームズベリー
大英博物館の向かいにある古書店(ジャーンダイス)。18〜19世紀を中心としたイギリスの本、パンフレット、一枚刷りを扱い、ディケンズの目録も出してきた。店は平日11時から17時半まで。
メイヴ大英博物館の向かいで、19世紀の小冊子を売っている。
ブルームズベリー
ブランズウィック・センターの地下にある古本屋(スクーブ)。学術書と文学を中心に、ロンドンでも指折りの量の古本を置く。毎日あいている。
メイヴ地下に降りると、学生の頃に読んだ本の古い版がある。
ブルームズベリー
文芸誌『ロンドン・レビュー・オブ・ブックス』が2003年にひらいた書店。大英博物館のそばにあり、約2万点の本を置く。作家の朗読やトークも多い。
メイヴ雑誌の書評を書く人たちが選んだ棚。詩の量が多い。
メイフェア
1936年8月からカーゾン・ストリートで本を売る書店(ヘイウッド・ヒル)。古い本と新刊の両方を置き、読む人に合わせて本を選んで送る定期便も続ける。店は平日9時半から18時まで。
メイヴ本を人に合わせて選ぶ店。私の仕事の、ずっと先にいる。
コヴェント・ガーデン
1853年にエドワード・スタンフォードが始めた地図と旅の本の店(スタンフォーズ)。地図、旅行書、地図帳、地球儀を置く。2019年に長年のロング・エーカーからマーサー・ウォークへ移った。
メイヴ本で読んだ場所を、地図で確かめられる。
メイフェア
1806年創業の仕立て屋(ヘンリー・プール)。サヴィル・ロウで最も古い店の一つで、いまも一着ずつ型紙を引いて縫う。2026年に創業220年を迎えた。
メイヴ帳簿に、二百年前の客の注文が残っている店。
セント・ジェームズ
1676年に始まった帽子店(ロック・アンド・コー)。1765年からセント・ジェームズ・ストリート6番地にあり、屋根裏の工房で婦人帽を手で作り、修理や形直しもする。2026年に350周年を迎えた。
メイヴ350年同じ通りにある帽子屋。屋根裏で、いまも縫っている。
ブルームズベリー
1830年創業の傘とステッキの店(ジェームズ・スミス・アンド・サンズ)。ヴィクトリア朝の店構えが残り、地下の工房で傘の一部を作り、修理もする。
メイヴヴィクトリア朝の店先がそのまま残る。雨の街の店。

サウスバンク
ナショナル・シアターの建物の中のブラッスリー(ラスダン)。店名は劇場を設計した建築家デニス・ラスダンから。ハックニーのパブ「ザ・マークスマン」の料理人が献立を作る、季節のイギリス料理。
メイヴコンクリートの劇場の中で食べる。芝居の前の夕食にいい。
サウスバンク
ザ・カット通りにある2003年からのパブ(アンカー・アンド・ホープ)。ヤング・ヴィック劇場のすぐそばで、しっかりした料理を出す。予約は30日前から受け付ける。
メイヴパブだけど、料理を食べに行く所。
クラーケンウェル
1869年に労働者のための食堂として始まった店(クオリティ・チョップ・ハウス)。イギリスの食材を使い、ステーキやチョップが中心。
メイヴ看板に「チョップ」とある。だから、チョップを頼む。
クラーケンウェル
エクスマウス・マーケットのムーア料理の店(モロ)。サム・クラークとサマンサ・クラークの夫婦が、キャンピングカーでスペイン、モロッコ、サハラを旅したあと、1997年に開いた。
メイヴレシピ本は古本屋の棚でもよく見る。本物は、ここで食べる。
クラーケンウェル
モロの隣に2010年に開いた、妹分のタパスとメゼの店(モリート)。青い壁にオレンジ色のカウンター。
メイヴモロの隣。一人なら、カウンターで小皿を。
クラーケンウェル
クラーケンウェル・グリーンの、旧裁判所セッションズ・ハウスの中の店(セッションズ・アーツ・クラブ)。昔の判事たちの食堂を使ったレストランで、美術や公演の場でもある。18歳以上だけ入れる。
メイヴ昔の判事たちの食堂。予約は30日前の朝7時に開く。
バーモンジー
料理人ホセ・ピサロが2011年に開いた、最初のロンドンの店(ホセ)。市場の食材で決める黒板のタパスと、グラスで飲めるスペインのワインとシェリーが約50種。予約は取らない。
メイヴ予約はできない。黒板から選ぶ。
バーモンジー
同じバーモンジー・ストリートにある、ホセ・ピサロの2軒目の店(ピサロ)。オープンキッチンで、季節のスペイン料理を小皿から大皿まで出す。月〜木の昼は日替わりのメヌー・デル・ディア。
メイヴ平日の昼は、メヌー・デル・ディアで。
ショーディッチ
マーゴット・ヘンダーソンの、塀に囲まれた庭の中の食堂(ロシェル・キャンティーン)。2004年に大きな相席の机ひとつで始まった。献立は毎日変わる。
メイヴ塀の向こうの庭で食べる。昼に行く。
ショーディッチ
歴史あるショーディッチ・タウンホールの中の店(クローブ・クラブ)。オープンキッチンで作るおまかせのコース料理。
メイヴ特別な日のために取っておく店。古い区役所の建物ごと。
ショーディッチ
元パブの2階にある、バスク地方の料理に学んだ店(ブラット)。火の上で焼く料理が中心。
メイヴ火で焼く料理。階段を上がる。
ショーディッチ
グレート・イースタン・ストリートのすぐ裏の、手打ちパスタの店(パデッラ)。オープンキッチンで毎日パスタをのばし、カウンター席もある。
メイヴ並んでも、カウンターでパスタを一皿。
サウスバンク
オクソ・タワー・ワーフの中にある、日本の工芸の店(ワグミ)。2011年開店。笠間の陶芸家の器や茶道具、漆器などを扱い、器の展示会もひらく。
メイヴ川沿いで笠間の器に会える。ブラックフライアーズ橋へ歩く前に寄る。
バーモンジー
1976年にガラス作家ピーター・レイトンが始めた、ガラスの工房とギャラリー(ロンドン・グラスブロウイング)。花器や鉢など、吹きガラスの作品を展示して売る。
メイヴガラスは、光に透かして選ぶ。
ハックニー
ハックニー・ロードの器の店(クライ)。2018年に陶芸家スカイ・コアウェインが開いた。店名はオランダ語で「粘土」。ロンドンとイギリスの作り手の器を並べ、展示会をひらく。
メイヴ店の人も陶芸家。西コークの島で焼いた器もある。
メイヴは架空の旅人です。店は、編集部が実在と営業を確かめた所だけを載せています(2026-11-01確認)。営業時間や休みは、行く前に公式サイトで確かめてください。広告の店には印を付けます。