デンマーク・モダンの家具は、コペンハーゲンで形になった。1924年に王立芸術アカデミーでカーレ・クリントが家具の授業を始め、1927年から1966年まで、市の家具職人組合が毎年展示会を開いて、建築家と職人が新しい家具を一緒に見せた。いまも街には、作り手の展示室と、当時の家具を扱う店が残る。 クラーラがすすめる5か所。どれも編集部が実在と営業を確かめた所です。
インナーシティ
1991年から、北欧の家具・照明・陶器の中古の品を扱う店。ブレゴーゼ通りの2階建ての本店に、ウェグナーやヤコブセン、モーエンセンの家具が並ぶ。家具の修理も自分たちで行う。
クラーラヤコブセンもモーエンセンも、建築家として学んだ人。建物を描く手で引いた椅子が、ここに並ぶ。
インナーシティ
1886年にコペンハーゲンで始まった木工ろくろの工房で、いまも同じ家族が営み、デンマークで家具を作る。オッド・フェローの館の隣にある本店は、創業140年の2026年に内装を新しくした。訪問は予約がすすめられている。
クラーラ140年、木をろくろで挽いてきた家。椅子の脚の丸みに、その仕事が残る。
インナーシティ
建築家フィン・ユールの家具をいまも作るハウス・オブ・フィン・ユールの展示室。1879年から楽譜の出版と販売の場だったヴィルヘルム・ハンセン館にあり、ユールは1960年代にここの楽譜店を改装した。売り場ではなく、見るための部屋。
クラーラユール自身が60年前に手を入れた建物。椅子と部屋を、同じ人の仕事として見られる。
エスターブロ
1992年にオーレ・ホストボが開いた家具の画廊。1920年から70年に作られたデンマーク家具の、当時の本物だけを扱う。エスターブロの画廊は予約制。
クラーラあるのは、1920年から70年に作られた本物だけ。クリントやユールの時代の木と革を、そのまま見る。
ノアブロ
1973年から骨董と北欧デザインを扱う店。ノアブロの骨董店が並ぶラウンスボーゴーゼ通りにあり、チーク材の家具、ホルムガードの乳白ガラスの吊り照明、ガラスや陶器を置く。郊外のクリッピンゲに大きな倉庫もある(予約制)。
クラーラ乳白ガラスの吊り照明が多い。灯りの透け方を、店の中で並べて比べられる。
クラーラは架空の旅人です。店は、編集部が実在と営業を確かめた所だけを載せています。営業時間や休みは、行く前に公式サイトで確かめてください。